とにかくややこしい! 北朝鮮の政府機関 組織図でできるだけわかりやすく解説

北朝鮮にはさまざまな政府機関が存在します。いろいろ名前が出てきますが、どの機関がどのような働きをしているのでしょうか?

とにかくまずは組織図を

漢字ばかりの文章ばかりでもわかりにくいでしょうからまずは全体の組織図を以下に示します。

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引用:朝日新聞デジタル

画像が2つあります。実は北朝鮮のトップに当たる機関は複数存在するのです。それは大きく分けて3つに分類されます

  • 朝鮮労働党(上の画像)
  • 国防委員会(下の画像)
  • 最高人民会議(下の画像)

朝鮮労働党とは?

北朝鮮の政党でも触れましたが、北朝鮮の憲法により、北朝鮮は朝鮮労働党のもとに活動を行うとされています。そのため、北朝鮮の政治の大部分はここで行われていると考えられます。それでは他の国防委員会や最高人民会議とはいったい何なのでしょうか?

国防委員会とは?

国防委員会は北朝鮮の主に軍事的なことを決める組織となっています。傘下の組織には人民武力部、国家安全保衛部、人民保安部が存在します。人民武力部のさらに下に有名な朝鮮人民軍が組織されています。

昔は中央人民委員会(後記)という組織の内部にいたのですが、後に1つの組織として独立しました。朝鮮労働党が政治を担うのであれば、国防委員会は軍事を担う組織といえるでしょう。

国防委員会についてはまた別の記事で詳しく紹介したいと思います。

最高人民会議とは?

最高人民会議については別の記事に詳しく書かれています。簡単に言うと日本の国会にあたる部分であり、朝鮮労働党の人もこの最高人民会議の議員として参加するのですが、北朝鮮の憲法によって朝鮮労働党が特別な存在となっているため、最高人民会議が実質的に何かをしているということはあまりないと考えられます。

最高人民会議には外務省などの傘下の組織がありますので、朝鮮労働党が決めたことに対してそれを行政として行うことをする組織だと考えられます。

最高意思決定機関が複数あるが、リーダーは同じである

朝鮮労働党のリーダーは金正恩です。

そして国防委員会のリーダーも金正恩です。

つまり、両方とも金正恩の元に動いているといってもいいでしょう。ここまで話せば、金正恩がどれほどの権力を持っているのかが想像できると思います。

朝鮮労働党で政治にかかわることを決定し、またそれに反対するものに対しては国防委員会を利用してそれをつぶす・・・まさに独裁国家といえる形ができています。

北朝鮮における最高意思決定機関とはまさに金正恩そのものと言い切ってもいいでしょう。

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