北朝鮮で広まる「チョコパイ」とは?

北朝鮮で「チョコパイ」がはやっているみたいですね。いったい北朝鮮で何が起きているのでしょうか?

発端は開城工業団地にて

開城工業団地とは、北朝鮮の開城という場所で韓国が仕事を提供し、北朝鮮が労働力を提供する、南北の関係改善のシンボルともいえるものです。

そこで、韓国の企業の人たちが北朝鮮の労働者に対してあるものを渡しました。それがチョコパイだったのです。

食糧事情があまりよろしくない北朝鮮の労働者にとって、このチョコパイというものは今まで食べたことがないくらいにおいしいものだったようで、開城で働く労働者たちにチョコパイブームが起こりました。

北朝鮮にチョコパイが流れるようになる。北朝鮮当局が流通を停止するも・・・

チョコパイブームが起こる中、経済的に困窮していたのかこのチョコパイを食べずに売って自分のもうけにしようとする人が出てきました。当然それを買った人たちも「おいしい!」とチョコパイが北朝鮮の中で広まるようになったのです。

この状況を北朝鮮はまずいと思い、韓国からチョコパイが流通するのを停止しました。

しかし、この北朝鮮の対応はかえってチョコパイの価値を上げてしまうことになり、闇市で高額で取引されるようになってしまいました。一度食べたおいしいチョコパイの味が忘れられなかったのでしょう。

この状況を見たのか、北朝鮮は自国でチョコパイを作って国民に販売しようとしますが・・・

「チョコパイの生産は、今年の5月から生産が始まり、6月から開城工業団地の労働者に配られるようになったが、評判はイマイチ。やはり韓国製のチョコパイにはかなわない」

引用:【食レポ】北朝鮮のチョコパイを食べてみた! その評価は? -?DailyNK Japan

北朝鮮の技術力では韓国のチョコパイの味を再現することはできなかったようです。

チョコパイは北朝鮮の体制を脅かす?

北朝鮮は韓国製のチョコパイの流通を止めた理由は、「チョコパイがおいしかった」からでしょう。これは裏を返せば北朝鮮は韓国に住んでいる人よりもおいしいものを食べることができていないということになります。さらに極端に言えば、「北朝鮮は韓国よりも劣っている」と考えることもできます。

北朝鮮にとって体制を維持することは重要なことであり、チョコパイはそれを脅かす存在として見えたのでしょう。北朝鮮の崩壊(軍事編経済編)では難しく考えていましたが、おいしいお菓子一つでも北朝鮮の体制を崩せる可能性があるのでしょうか?

北朝鮮にとって、自国よりも優れているものが国内に流れることは敏感ですが、それでもいいものがあるとわかると欲しがってしまうのは無理もないでしょう。資本主義の産物と北朝鮮当局のいたちごっこは今後も続いて行くことが予想されます。

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