北朝鮮には地下鉄が存在する!? そして駅名がツッコミどころ満載?

なんと北朝鮮には地下鉄があります。どんな感じなのでしょうか?

※2017年12月13日追記 内容に一部誤りがあったため修正しました。

これが北朝鮮の地下鉄だ!

571fac611900002d0056c44e

引用:北朝鮮の地下鉄、全区間に乗ることを許された観光客の記録(動画・画像)

引用元にはたくさんの写真がありますが、そのうちの1枚を引用させていただきました。

結構近代的な雰囲気が出ていますね。

北朝鮮の地下鉄とは?

地下鉄の正式な名前は平壌地下鉄と呼ばれています。その名の通り、北朝鮮の中の平壌のみに路線が広がっています。

車両は現在(2016年)においてはドイツ製のものが使用されていますが、過去には中国製の車両も使われていました。ドイツ製の車両が北朝鮮に渡ったのはベルリンの壁崩壊後の1990年代末であり、車両としてはかなり古いものを使用しているようです。

車両の老朽化がひどくなってきたのか、北朝鮮は自国で新たな車両を生産し、2016年から運用を開始しています。そのため、今後は古いドイツ製の車両に代わって、北朝鮮製の車両が地下鉄を走ることでしょう。

北朝鮮の地下鉄の歴史

地下鉄の開業は1973年と結構歴史があります。実際に建設が始まったのは1960年代であるため、朝鮮戦争が休戦になって何年かたった後に計画が始まったと考えられます。

路線は2つ完成しましたが、一度出来上がった路線を伸ばしたりすることにはあまり力を入れなかったようであり(小規模な拡張はあったみたいですが)、地下鉄は平壌より外には伸びていません。

地下鉄の路線と(ツッコミどころ満載な)駅名

先ほども少し書きましたが、北朝鮮には2つの路線が存在します。

750px-Metro_Pyongyang

路線図の赤い路線が千里馬線および万景台線、緑の路線が革新線です。

3路線合わせて駅の数は16駅存在します。(かつては17駅あったのですが1駅廃止されました)

万景台線は千里馬線をさらに伸ばす形で開業しました。特に新路線にある栄光駅は北朝鮮の各地方や中国の北京に直接行くことが可能な平壌駅が近くに存在するため、こことの乗り換えが容易になるのは北朝鮮にとっても非常に便利だと考えたと思われます。

上に載せた路線図はハングルで書かれているため、日本語訳の駅名を以下に書きます。駅名といえば普通は駅から近いシンボル的な何かや住所などをつけることが多いイメージがあるのですが・・・

千里馬線(1973年運行開始)および万景台線(1986年運行開始)(北から順番に)

  • 赤い星駅
  • 戦友駅(革新線戦勝駅に乗り換え可)
  • 凱旋駅
  • 統一駅
  • 勝利駅
  • 烽火駅(ここから下が万景台線)
  • 栄光駅
  • 復興駅

革新線(1975年~1978年にかけて運行開始)(西から順番に)

  • 光復駅
  • 建国駅
  • 黄金原駅
  • 建設駅
  • 革新駅
  • 戦勝駅(千里馬線戦友駅に乗り換え可)
  • 三興駅
  • 光明駅(現在は廃止)
  • 楽園駅

なんと、北朝鮮では駅の名前も政治的な意味を持たせているのです。国が違うと文化も変わってくるのですね。

駅の名前がこんな感じになっているということは、平壌ではこんな日常会話が交わされているかもしれませんね。

<電話にて>

A「買い物行こうよー」

B「いいねー。それじゃあ勝利駅の前で待ち合わせしようよー」

<道がわからない>

C「すみません、戦勝記念館に行きたいのですが行き方わかりますか?」

D「ああ。それなら地下鉄を使うといいよ。ここからだと統一駅が近いからそこから乗って、戦友駅で乗り換えて革新駅で降りるといけるよー」

<終点>

車掌「次は~ 終点~ 楽園~ 楽園でございます~ 本日も平壌地下鉄をご利用いただき、誠にありがとうございましたー」

スポンサーリンク
336280アドセンス
336280アドセンス

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
336280アドセンス

コメント

  1. 도광성 より:

    烽火から復興は、万景台線だったはず、、。