北朝鮮は様々な国に工作員を送り込んでは、本国の命令で様々な活動をしています。それは日本の中でも例外ではありません。しかし、彼らは日本海を挟んでどうやって命令を出しているのでしょうか?
連絡手段は多数あり
実は、北朝鮮から日本に命令を出すことはそれほど難しいことではありません。やろうと思えばいくらでも方法は考えられるでしょう。特に連絡を送りやすい方法は以下の通りだと考えられます。
- 万景峰号を使用
- 朝鮮総連を経由
- 乱数放送
連絡手段1:万景峰号を使用
万景峰号とは、北朝鮮と日本を行き来していた旅客船です。北朝鮮を国歌として認めていない日本ですが、この万景峰号は2006年まで普通に北朝鮮と日本を行き来していました。
在日朝鮮人の本国訪問や朝鮮学校の修学旅行などに使用されていましたが、この万景峰号に北朝鮮の工作員が紛れ込んでいるのではないかという指摘が上がっています。
なお、2016年現在は万景峰号は日本の法律によって入港が禁止されています。
連絡手段2:朝鮮総連を経由
朝鮮総連は北朝鮮とのパイプがあり、在日北朝鮮大使館のような働きをしていましたが、この朝鮮総連が日本に潜んでいる工作員とひそかにやり取りをしているのではないかという指摘が上がっています。
連絡手段3:乱数放送
乱数放送とは、簡単に言うとラジオみたいなものを使って電波で本国からの指令を伝える放送です。「○○を実行せよ」と普通に言ってしまうと傍受されて阻止されてしまいますので、伝える内容は意味不明な並びの数字や文字となっています。
426 57
352 42
467 56
※適当に打った数字ですが、乱数放送の内容はこのような感じです。
工作員はこの数字を手元にある「乱数表」と呼ばれる表と照らし合わせて解読し、命令を実行していたといわれています。乱数放送自体は実際に行われていたことや、工作員を捕まえた時に乱数表が見つかったことから、乱数放送によって北朝鮮の工作員が何らかの活動を行っていたのは事実のようです。
現在も活動している?
万景峰号は日本への入港が禁止となり、朝鮮総連は建物が競売にかけられる問題が起きるなどありましたが、北朝鮮の工作員が日本に潜んでいる可能性は現在においてもゼロとは言えないでしょう。むしろ、2016年に入ってからも逮捕されている人がいます。
朝鮮大学校(東京都小平市)元幹部の男が北朝鮮の対外情報機関「225局」の指示を受け、韓国での政治工作に関与していたことが2日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁公安部は同日、詐欺容疑で男を逮捕。日本の活動拠点責任者として対南工作の指示役を担っていたとみて、活動の全容解明を進める。
まだまだ日本には多くの工作員が隠れているという情報もあるため、今後も工作員による動きがあるかもしれませんね。
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