弾道ミサイル「ムスダン」の開発に力を入れる北朝鮮

最近の北朝鮮がミサイル発射を失敗しまくっている件についてという記事で最近のミサイル発射の目的はミサイルの性能向上が目的だという予想を立てましたが、どうもこの予想は当たっていたみたいですね。

北朝鮮、また「ムスダン」を発射する

2016年6月22日に北朝鮮は相次いでまたミサイルを発射しました。

 北朝鮮は22日午前5時58分ごろと午前8時5分ごろ、日本海側の江原道元山(カンウォンドウォンサン)付近から、ムスダン中距離弾道ミサイル(射程3千キロ以上)とみられる飛翔(ひしょう)体2発を発射した。

引用:北朝鮮ミサイル、高度1千キロ到達 日本「深刻な懸念」 – 朝日新聞デジタル

ミサイルは2発発射され、いずれも朝早い時間に発射されています。みんなが寝ている時間に発射する理由は・・・よくわかりませんね。

それは置いておくとして、今回発射されたミサイルは1発目は空中分解をして失敗となり、2発目は日本海に着水しました。これで「ムスダン」の発射は合計で6回となります。

技術力が向上している?

さて、今回は今までのミサイルとは違う部分があります。2発目のミサイルは日本海に着水したのですが、このミサイルが着水するまでの軌道がかなり興味深いのです。

2発目のミサイルは発射された後、一度高度1000mに達し、それから日本海に落ちているのです。

普通のミサイルと違ってこのように一度高い高度に達してから落下させるミサイルの軌道をロフテッド軌道と呼びます。(逆に、高い高度をとらずに普通に発射する軌道はミニマムエナジー軌道と呼ばれる)

ロフテッド軌道の実験か?

もし着水した日本海の地点を狙って正確に落下させていたとしたら、今回の北朝鮮のミサイル発射実験は成功したと言ってもいいでしょう。

ロフテッド軌道は通常の発射方法(ミニマムエナジー軌道)と比べると射程距離は短くなりますが、高い位置から落とすことによって着弾時の速度を上げることができます。この軌道をとれば、迎撃がされにくくもなると考えられています。

もし北朝鮮がロフテッド軌道の技術を身につけたとしたら、北朝鮮のミサイル技術はさらに一歩前進したといえるでしょう。

今後はどうなる?

今後もミサイル技術の開発を行うことは間違いないでしょうが、今回の発射が成功となれば、しばらくはミサイルを発射しなくなるかもしれません。とはいえ、これはあくまで私の個人的な考えであるため、はっきりとしたことはわからないというのが正直なところです。

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