崩壊しそうでしない北朝鮮。なぜなのか? 軍事編

北朝鮮はいつ崩壊するのか? と考える人は少なくないようです。何を崩壊と定義するのかにもよりますが。今回は軍事で北朝鮮の崩壊について見ていきましょう。

軍事編では、主に北朝鮮が何らかの武力をもって体制が維持できなくなることを「崩壊」と定義します。

過去の独裁国家はどのようにして滅んだのか?

北朝鮮は独裁国家となっています。そのため、過去の独裁国家の結末から見ていきたいと思います。

後継者の引継ぎに失敗

どんな独裁者であっても、寿命には勝てません。そのため後継者を決める必要があるのですが、これがうまくいかないと権力争いなどで国内が荒れ、国が滅びてしまう原因となります。

国内で反乱がおきる

国内のひどい体制に反対する人が自ら戦い、結果独裁国家としての道を終えるパターンです。最近だと2011年のリビア内戦などがこれに当てはまります。

戦争に負ける

戦争に負けて国が滅びるパターンです。これに当てはまるのはナチスドイツでしょうか。ただし、このパターンで滅びることは第二次世界大戦後は少なくなっています。

 

北朝鮮の場合はどうか?

独裁国家の最後に関して3つのパターンを挙げていきましたが、北朝鮮でこれらの事象が起こる可能性はあるのでしょうか?

 

まず、後継ぎのパターンですが、後継ぎ自体は過去に2回ありました。金日成と金正日が死去した時です。おそらく状況がこじれやすい時期だと考えられますが、結局は一時的に粛清の回数が増えただけで、後継ぎはこじれることなく行われました。今の金正恩体制も今後は安定していくと思われます。

 

次に国内で内乱という場合ですが・・・これは今の北朝鮮では考えにくいと思います。北朝鮮はあらゆる手段を使って最高指導者が偉大であることや、主体思想などの思想を国民に教え込んでいるため、そもそも反乱を起こそうとする考えが起きづらいのです。

また、何らかの影響を受けて北朝鮮の体制に疑問を持ったとしても、国防委員会の傘下の組織のメンバーが常に北朝鮮の国民を監視していることや、反抗的なことをすると自身だけでなく家族も強制収容所に入れられることになるため、反乱という形はとれないのです。(ただし、北朝鮮の外に逃げてしまえば自由なので脱北という形で北朝鮮から出てくる人はいます)

 

最後に戦争に負けるというパターンですが、今は戦争が起きづらい風潮であること、北朝鮮のバックに中国がいること、北朝鮮を攻撃してもメリットがないことから、そもそも戦争が起きる可能性は低いといえるでしょう。

北朝鮮の先制攻撃から戦争が始まるという形も考えられますが、軍部の統制はしっかりとれていると思われるため、これも考えにくいです。体制の維持を続けるのであればなおさら先制攻撃はしないでしょう。

北朝鮮はずっとこのまま?

北朝鮮は経済制裁を受けていますが、それでも北朝鮮は混乱することなく存在しています。何らかのきっかけがなければ、北朝鮮はずーっとこの体制が続いていくと思われます。

 

コメント

  1. 秋水 より:

    傀儡国家であるが故に、傀儡の必要が無くなれば、即座に崩壊するだろう。

    ただし、それがいつになるのかまでは分からないが。

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