北朝鮮の国旗にはどんな意味が込められている?

国旗というものは国のシンボルであり、特別な意味が込められています。北朝鮮の国旗にはどのような意味が込められているのでしょうか?

国旗の模様は憲法で決まっている

北朝鮮の国旗の模様は憲法で決められています。

第170条 朝鮮民主主義人民共和国国旗は、旗の中央に幅の広い赤地があり、その上下に細い白地、さらに青地があり、赤地の旗竿寄りの白い円の中に赤い5角の星がある。 旗の縦横の比は1対2である。

引用:Naenara

kokki

国旗の模様は日本でも「国旗及び国歌に関する法律」、韓国でも「大韓民国国旗法」で決められていますが、これらの国はあくまで法律として決められていて、北朝鮮のように憲法で定めているのは珍しいと言えそうですね。

この旗の正式名称は「共和国旗」といいます。

国旗の模様の意味

赤い部分は「社会主義」を意味しています。これはソ連をリーダーとする東側諸国の旗が赤で統一されていたことからも納得ができます。北朝鮮ではこれに加えて朝鮮労働党の忠誠、一心団結などの意味が込められています。

白い部分は「朝鮮民族が単一民族であり、英雄的な人民である」という意味が込められています。

上下の青い部分は「反帝国主義」「主体思想」の意味が込められています。北朝鮮にとっては日本に植民地支配を受けたという考えがありますのでそれに対する反発、そしてそれに対して断固として戦うという意味を持っています。

北朝鮮の国旗ができるまで

北朝鮮が建国されたときにこの国旗も生まれたわけですが、この国旗はどのようにして生まれたのでしょうか?

大韓帝国時代の国旗

日韓併合が行われる前、朝鮮半島には大韓帝国という国がありました。そして大韓帝国の当時の国旗は以下の模様でした。

Flag_of_Korea_(1882-1910)

この国旗、見たことないという人はほとんどいないのではないでしょうか。これは現在の韓国の国旗とほぼ同じです(よく見ると細部が少し違うけど)。

北朝鮮も最初はこのデザインにしようとした

第二次世界大戦が終わり、北朝鮮が建国される前の短い期間において、北朝鮮はこの国旗を使用していましたが、一つ問題がありました。それは朝鮮半島の南にいた韓国もこのデザインを使用したのです。

このままでは北朝鮮と韓国でデザインがかぶってややこしくなってしまいます。しかしどちらも朝鮮半島に唯一存在する国として対立するため、引くことはできません

金日成が先に折れた

しかし、建国するにあたって先に折れた(使うことをあきらめた)のは北朝鮮の方でした。理由は「反共主義勢力(韓国のこと)が使っているから」と消極的な理由でした。しかし、北朝鮮にとっては大事なことだったのでしょう。何はともあれ、こうして現在も使用されるようになる北朝鮮の国旗が誕生したのです。

以上が北朝鮮の国旗の意味と歴史です。生まれた理由はどうであれ、今の北朝鮮にとってこの国旗は愛着のあるものになっているでしょう。

スポンサーリンク
336280アドセンス
336280アドセンス

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
336280アドセンス