北朝鮮と韓国の軍事境界線の攻防戦 砲撃も行われた

北朝鮮と韓国は朝鮮戦争以降、領域が変化するような大規模な戦争は起きていません。しかし、小さい小競り合いはたびたびおこなわれてきました。

延坪海戦

延坪(ヨンピョン)海戦は1999年と2002年の2回発生しています。いずれも北朝鮮と韓国の海軍同士が衝突しました。

2002年の衝突では小規模の哨戒艇同士が砲撃を行い、双方に被害が出ました。

しかし、当時の韓国ではワールドカップで韓国がベスト4の快挙を成し遂げるというニュースに話題をさらわれてしまい、この衝突はすぐに話題から消えていきました(戦死者も出していたのですが)。

天安沈没事件

発生日は2010年3月26日、韓国の哨戒船1隻が北朝鮮との北方限界線付近で沈没しました。延坪海戦とはちがい、周りに北朝鮮の船はいない状況で沈没したため、事件が発生した当初は原因の追及に追われました。

そして、韓国が出した結論は「北朝鮮海軍の潜水艦による魚雷攻撃により沈没した」としました。北朝鮮側はこの発表に対し「韓国の陰謀だ」と反論しました。

北朝鮮の潜水艦の保有数は他国と比べても多いという特徴があります。北朝鮮が魚雷攻撃を行ったという発表は納得できるでしょう。しかし、韓国側の発表を否定する声も上がっています。この天安沈没事件は「潜水艦で攻撃すれば本当に北朝鮮がやったのかどうかがわかりづらくなる」という潜水艦の強みを物語る事件ともいえます。

延坪島砲撃事件

最近起きたものとしては一番大騒ぎになったのはやはりこの延坪島砲撃事件ではないでしょうか?

発生日は2010年11月23日の昼ごろに起きました。北朝鮮軍が韓国領の延坪島に対していきなり砲撃を開始したのです。

この事件が起きるまでの衝突は軍人同士がぶつかった衝突ばかりでしたが、延坪島は一般の住民も住んでおり、北朝鮮が敵国の領土に対して明確な先制攻撃を行ったことが大きく取り上げられました。

韓国軍も砲撃で北朝鮮側に反撃、島にいた人たちは防空壕に隠れたり船で島を脱出したり、しまいにはこの砲撃の直前に北朝鮮と韓国の戦闘機がにらみ合いをしていたりと再び戦争が起きるのかという勢いでした。

結局攻撃はこれだけで終わったため、時間の経過とともに自体は終息をしていきましたが、北朝鮮が世界から非難を浴び、経済にも影響が出ました。2000年代に入ってからはこの衝突が一番南北関係が緊張した時なのではないでしょうか?

現代ではなかなか大規模な戦争は起こりにくくなっていますが、こういった小さい事例に絞ると、意外と軍事的に衝突していることも多いと感じるのではないでしょうか?

衝突は両国の軍事境界線の主張範囲が異なる海上が多いようです。

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