朝鮮戦争2 「開戦 ~ 北朝鮮のターン」

歴史
Men and equipment being parachuted to earth in an operation conducted by United Nations airborne units. Ca. 1951. Defense Dept. (USIA) Exact Date Shot Unknown NARA FILE #: 306-PS-51-5924 WAR & CONFLICT BOOK #: 1429

ついに始まった朝鮮戦争。

戦況はどのように変化したのでしょうか?

開戦時の両国の戦力

開戦時の北朝鮮と韓国の戦力は北朝鮮の方が優位でした。

20万の兵士に加え、ソ連製の最新鋭の戦車や戦闘機などが勢ぞろいでした。自ら侵攻するのですから当然準備は万端だったといえます。さらに兵士の中には第二次世界大戦でドイツとの交戦経験もある兵士もいたとか。これだけ聞くと結構強そうに聞こえますね。

一方の韓国軍は10万ほどの兵士がいたものの、建国して間もないこともあり内部の混乱を抑えるために手いっぱいの状態でした。またアメリカによって強い兵器を持つことを制限されていたこともあり、戦車や戦闘機などはあまり充実していませんでした。

 

奇襲攻撃の成功

北朝鮮が侵攻してきたことは韓国やアメリカをはじめ、西側諸国と呼ばれる国にとってはまさに「想定外の出来事」でした。

韓国では急な出来事に即座に対処できませんでした。

そんな状態を尻目に北朝鮮は様々な作戦を展開し、韓国に侵攻していきます。もともと軍事力が整っていなかった韓国は敗北をくりかえし、戦線はずるずると後退していきました。反撃をしようにも相手の北朝鮮軍は屈強な兵士に最新鋭の兵器を持っているため、韓国軍の装備では歯が立ちません。

 

世界の対応

この状態に対して、世界はどんな対応だったのでしょうか?

まず、アメリカはこの朝鮮半島の事態に最初はあまり関心がなかったといえるでしょう。

GHQのトップだったマッカーサーは日本統治に気合を入れていたため、朝鮮半島に対しては手が回りませんでした。また、トルーマン大統領もヨーロッパに目が行っていたため、あまり積極的は対応はしませんでした。

このときまだ創設されたばかりでの国連では、「北朝鮮は侵略者である」という採決がとられ北朝鮮に侵略を辞めさせるように呼びかけられ、アメリカ軍を中心とする多国籍軍も編成されましたが、破竹の勢いの北朝鮮軍を食い止めることはできませんでした。

ちなみに、この採択において北朝鮮を擁護する立場にあったソ連は棄権しました。

 

韓国を追い詰めた北朝鮮

敗北を続ける韓国軍はついに朝鮮半島の南東の隅に追い込まれました。戦術、兵器において北朝鮮軍の方が優勢でした。韓国にとってはまさに絶体絶命です。そしてこのまま北朝鮮軍はのこった韓国軍に勝利し、朝鮮半島を統一・・・

 

 

 

 

は、されませんでした。

謎の空白の3日間

ここで朝鮮戦争において北朝鮮の謎の動きが起こります。

このまま進行すれば朝鮮半島を統一できるのに、北朝鮮軍は突如侵攻を停止したのです。この理由については今もはっきりとしたことはわかりません。しかし、韓国や多国籍軍にとってこの事態は起死回生を行うためには十分でした。

 

つづく

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