朝鮮戦争3 「反撃 ~ 韓国のターン」

追い込まれた韓国。

このまま北朝鮮に飲み込まれてしまうのか・・・?

ターニングポイント

この状況の中、多国籍軍のメインであるアメリカ軍がとある作戦をしようとしていました。知っている人は知っている「仁川上陸作戦」です。(仁川はインチョンと読む)

上陸作戦の過酷さは有名な映画「プライベートライアン」を見ればわかると思います。

しかし、アメリカ軍はこの作戦を見事に成功させました。これと同時にアメリカ軍、イギリス軍、韓国軍による大規模な反攻作戦も開始されます。これを皮切りに北朝鮮軍は敵からの猛攻に押されることになります。

北朝鮮軍、急な出来事にあたふた

仁川は朝鮮半島の真ん中あたりにある場所です。北朝鮮にとっては急に戦線が増えることになり、戦線が後退していきます。そして、北朝鮮は朝鮮戦争を開始した時の韓国との国境まで戦線が後退しました。

38度線を越えるか?

さて、ここで西側諸国には一つ問題がありました。それは・・・

「38度線を越えて北朝鮮に侵攻するか?」

韓国が北朝鮮の侵攻を受けていたので、それを押し返した西側諸国ですが、このまま北朝鮮と停戦の交渉に入るのか? それとも北朝鮮に侵攻するのか? といった問題がありました。

韓国は「韓国による朝鮮半島の統一」を望んでいましたので、当然韓国としては侵攻に賛成です。

また、日本統治に必死だったマッカーサーもこのころには多国籍軍の指揮をしていて(指揮は東京でしていたみたいですが・・・)、そのマッカーサーも北朝鮮への侵攻は賛成の意見でした。アメリカ大統領のトルーマンも賛成の意見でしたが、トルーマンは中国やソ連が参戦してくるのを恐れたために条件付きでマッカーサーに侵攻の許可を与えました。しかし、これがうまく伝わらずにマッカーサーの独断専行が始まっていくことになります。

逆に追い込まれた北朝鮮

38度線を越えて進撃を開始した多国籍軍に対して北朝鮮軍は敗北を重ねるようになりました。首都の平壌が陥落し、徐々に中国との国境に追い込まれていきます。マッカーサーは強いアメリカ軍を指揮し(東京で)、日本を降伏させたように、北朝鮮にも勝てると自信を持っていました。背後に中国やソ連がいますが、その2国は参戦してこないだろうという自信も持っていました。韓国も「もうすぐで朝鮮半島統一だ!」という勢いでした。しかし・・・

中国の影

北朝鮮が押されている頃、当時の中国の首相がこんなことを言いました。

「中国人民は外国の侵略を容認するつもりはなく、帝国主義者どもがほしいままに隣接の領土に侵入した場合、これを放置するつもりはない。」

これは多国籍軍に対する明確な警告でしたが、アメリカはこれをやるやる詐欺(やると言っておいてやらないこと)と流しました。しかし、中国はこの朝鮮戦争に対して早い段階で介入するつもりでした。そのための軍備を着々と進めていたのです。(ただ、北朝鮮が負ける可能性も考えて準備を進めていたという感じです。)

こうして中国が介入していくわけですが、続きは次の記事にします。

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