北朝鮮にも飛行機はある! 北朝鮮の「高麗航空」とは?

北朝鮮にも飛行機は飛んでいます。戦闘機じゃなくて普通の旅客機ですよ?

北朝鮮の国営航空会社「高麗航空」

北朝鮮に唯一存在する国営の航空会社、それが高麗航空です。

この会社が設立されたのは1954年と古い歴史を持っています(本来はもっと早くから設立する予定でしたが朝鮮戦争があったためそれが終結するのを待つ必要がありました)。

日本の有名な航空会社JALの創業は1951年となっていますので、高麗航空もJALもほぼ同じ年代にできた会社といえるでしょう。

国際線も存在し、主な路線は中国、ロシアなどに伸びています。冷戦期は東側諸国との航路も多くあったようですが、冷戦終結後はその航路も減少傾向になります。

高麗航空の使っている飛行機は古い

北朝鮮の飛行機は近代化が遅れており、現在高麗航空の使用している飛行機で一番最新の型といわれるTu-204はロシア製の飛行機ですが、この飛行機は1990年代にできた飛行機であり、20年余りたった今でもこれが最新型になっています。しかもTu-204は現在のところ2機しか保有していません。(それ以外の飛行機はこれより旧型ということになる)

近代化が遅れている理由は、新しい飛行機を買うお金が北朝鮮にないことが原因として挙げられています。特に経済制裁を受けている今となっては新型機を導入する余裕はないのでしょう。

古い飛行機を今でも使い続けるのは「使えるものを大事に使っている」と考えることもできますが、老朽化すると事故が起きる心配が増えてきそうな気がします。北朝鮮としてもできれば新型機を導入したいと考えているのではないでしょうか?(飛行機は飛行中に事故が起きると乗客の生存率は低いため、安全性は特に大事なのです)

評価はあまり高くない

北朝鮮の高麗航空は国際的な評価はあまり高くありません。

まず、使用している飛行機が古いことが原因でEUから安全性への問題が指摘され、EU域内への乗り入れが禁止されています。(Tu-204はこの禁止処置から除外されている)

EUにとっても安全とは言えない飛行機が飛んでいるのはひやひやするのでしょう。

また、中国も北朝鮮の飛行機に対して中国が決めた安全基準に満たない飛行機を空港に入れないと発表しました。(これもTu-204のみ基準をクリアして除外されています)

また、イギリスの航空調査会社スカイトラックスというところが世界の航空会社に対するサービスなどに対する評価を毎年ランク付けしているのですが・・・

調査では全世界約600社の航空会社を対象にサービスなどに対する評価が行われ、高麗航空には唯一、最下位ランクに当たる星一つ(最高ランクは星五つ)が与えられた。最下位評価は2012年から5年連続。

引用:北朝鮮の高麗航空 5年連続最低評価=英調査会社 -?聯合ニュース

高麗航空の運営は前途多難といえそうですね。

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