北朝鮮の独裁はこれからも続くのか?

北朝鮮が事実上の独裁国家ということは皆さんもご存じでしょう。今回は北朝鮮の独裁政治について紹介します。

北朝鮮は事実上の独裁国家である

もはやこれは詳しく語る必要もないでしょう。北朝鮮には一応選挙制度などもありますが、国内の監視状況、そして体制に対して異を唱えることができない体制を考えると、とても民主的な国家とは言えません。

最高指導者の権力は大きく、最高指導者の一言で北朝鮮という国は動いていくのです。最高指導者が戦争を始めるといえばすぐにでも軍は動き出しますし、国民から取り上げる税金をあげるといえばすぐにでも上がるでしょう。

独裁国家というシステムは意思決定が速く進むという点における利点はあるのですが、北朝鮮に限らずほとんどの独裁国家はその統治を国民のために発揮している例は多くありません。

北朝鮮の独裁国家はいつから始まった?

同じ独裁国家として有名なのが第二次世界大戦中のナチス・ドイツが挙げられます。しかし、ナチス・ドイツと北朝鮮には一つ大きな違いがあります。それは、独裁国家へと変化した過程です。

このころのドイツは最初から独裁国家であったわけではありません。選挙もきちんと行われていましたし、当時のドイツはきちんとした民主主義でした。ヒトラーという人はこの枠組みの中で政府内の影響力を強化していき、最終的には合法的な形で独裁権力を得ることができたのです。

一方の北朝鮮は、建国する前から金日成に対する崇拝や国を統治し、現在の北朝鮮の体制を作り上げるための仕組みを作っていました。つまり、北朝鮮という国は建国した当初から独裁国家だったのです。建国時には民主的な政治を好む人々もいたはずですが、そういった人たちは強制収容所に入れられてしまったか、韓国へ逃げたと考えられます。

独裁の崩壊はあるのか?

北朝鮮の崩壊するパターンはいくつか考えられますが(軍事的要因経済的要因)、残念ながら北朝鮮の独裁的な統治はほぼ完璧であると言わざるを得ないでしょう。

少数の脱北者が出ることはありますが、北朝鮮が建国されてから70年以上がたった今になっても、北朝鮮の体制が大きく揺らいだ事件がいまだに起きていないのです。過去に最高指導者が2回変わっていますが、その時も体制がぐらつくことはありませんでした。

ソビエト連邦は経済的な要因が引き金となって崩壊しましたが、北朝鮮は様々な要因によって崩壊が起こりにくい環境ができているため、何らかのきっかけがなければ北朝鮮が崩壊することは考えにくいと思われます。

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コメント

  1. 秋水 より:

    北には「利権」がある為、それがある限り潰れないだろうと思う。

    金王朝が持続するかどうかは、何より関係各国の「思惑」が何よりも重要である。金王朝が持続しているのも、独裁体制の方が関係各国に都合が良いからであり、金王朝を通じて関係各国の忠実な配下として支配する事ができるからに過ぎない。

    北自体は大国では無く、傀儡国家に過ぎない。独立してやっていけるような国では無く、どこかの属国にならない限りは、即座に崩壊してしまうほど、実際の基盤が脆い。

    ナチスの場合、意外にも、政権発足当初は、後に敵対するソ連にもイギリスにも歓迎されていたが、独裁体制が始まってからは、それらの国を含めて「敵対」しすぎた為、最終的に孤立し、「潰れた」という側面がある。

    同時代に独裁政権はいくつかできていたが、革命によって樹立したソ連諸国を除けば、ナチスは道を誤らなければ、ある意味「理想的な独裁体制」になっていた可能性もあっただろうと思う。

    独裁体制が崩壊するかどうかは、「敵国」の数と規模、関係諸国の思惑、経済規模が重要であり、それらがしっかりしている場合は、崩壊する可能性が低いと思われる。

    国内で武装蜂起して崩壊する可能性が高い国としては、中国が挙げられるが、そんな余力も無く、また、外部からの支援を受ける事も難しい北朝鮮の民衆が「金王朝を倒す」なんてことは、天文学的にも有り得ない事だと思われる。