北朝鮮と難民問題について

北朝鮮と難民問題についてまとめてみたいと思います。

脱北者は難民?

北朝鮮からは毎年脱北する人が後を絶ちません。この人たちは難民扱いになるのでしょうか?

答えは「国による」というのが正解です。脱北者を難民として扱うのかどうかは国によって変わってくるのです。

例えば、韓国の場合は脱北者は難民として扱われ、保護する制度も存在します。

一方、中国においては脱北者は難民ではなく不法入国者として扱われるため、中国国内で脱北者が見つかった場合は北朝鮮へ強制送還されてしまいます。この処置は中国と北朝鮮の間で正式な協定として結ばれています。

とはいえ、中国以外の国ではそこまで脱北者に対してきつく当たることはなく、むしろ脱北者を支援する団体が世界各地にあるようです。

体制が崩壊するとき

今後北朝鮮の難民問題が大きく取り上げられるとするならば、それは北朝鮮の現体制が崩壊するときといえるでしょう。朝鮮戦争が再発して戦争難民となるのか、それとも他の要因で脱北者の数が爆発的に増えるのかはわかりませんが、いずれにせよこの状況になったときは北朝鮮が現体制を維持することが難しくなっていると考えられます。

難民が増加した時に一番困るのは

さて、北朝鮮から難民が増えた時に一番困る国は(北朝鮮を除いた場合)どこになるのでしょうか?

それは中国になるでしょう。北朝鮮と陸続きで国境を面しているため、難民が大量に発生した場合、最初の目的地はほとんどが現在の脱北者と同じ中国を目指すことになるでしょう。

現在は不法入国者として律儀に強制送還していますが、数が増えると対応しきれなくなり、混乱が起こる可能性が考えられます。中国が事態を強制的に鎮静化させようとして難民に対して冷たい態度をとれば国際社会からの強い批判を受ける可能性もあり、まさに中国としては対応に困ることになります。

こういったことも予想されるためか、中国はあまり北朝鮮の体制の崩壊を望んでいないとも考えられますね。

難民が発生しない方法はあるのか?

可能性として考えられるかどうかは置いておくとして、方法がないわけではありません。

例えば、現在の北朝鮮が体制は維持しつつも、国民に本当に好かれる国に変化することができれば脱北をしようと考える人は減少するでしょう。

また、かつての東西ドイツ統一のように北朝鮮が韓国に吸収される形で朝鮮半島を統一することができれば、これも難民を抑えることができるでしょう。

とはいえ・・・

現状北朝鮮の体制崩壊については経済面軍事面を考えたとしてもあまり起きそうにありません。現在においてこの記事はほとんど机上の空論にすぎないのかもしれませんね。

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