北朝鮮の貿易の規模はどれくらい?

経済

北朝鮮の貿易規模についてみていきます。

北朝鮮の貿易規模の推移

少し古いデータですが、北朝鮮の貿易額の推移があります。

2004年 3818

2005年 4339

2006年 5042

2007年 6221

2008年 8592

引用:北朝鮮の貿易動向に関する調査 -?独立行政法人日本貿易振興機構

単位は百万ドル

2004年から2008年までは順調に貿易額が増えているようです。しかし・・・

韓国の大韓貿易投資振興公社(KOTRA)が6月5日に発表した「2014年度北朝鮮の対外貿易動向」によれば、北朝鮮貿易額は前年比3.7%増加した76.1億ドル(約9360億円)に集計されたという。

引用:北朝鮮の対外貿易額が増加しているワケ – 東洋経済オンライン

2014年では少し減少しているようです。

現在の貿易相手は中国に依存している

経済制裁を受ける前から北朝鮮の最大の貿易相手国は中国ですが、昔は全体に占める中国の割合は半分ほどでした。2001年には日本から北朝鮮に多くの米を輸出したため、この年の北朝鮮の最大貿易相手国が日本になったこともありました。

2006年から経済制裁を受けるようになると日本を含めた各国との貿易額は減少の一途をたどります。一方で、中国との貿易額は増加しているため、全体の貿易額が増加し続けていると考えられます。

経済制裁を受けている北朝鮮にとって中国はますます重要な関係となり、2014年の全体に占める中国との貿易額は9割近い数値となっています。

依存しすぎるのも考え物

貿易相手が一国のみとなっている現在の状況は少しまずいといえるでしょう。貿易という点で考えると北朝鮮は常に中国の顔色を窺わなければなりません。

中国との関係が悪化して貿易を打ち切られたら北朝鮮は他に貿易を行う相手がほとんどいないため、厳しい状況になることが考えられます(その割に張成沢を処刑して関係を悪化させたりと強気に出たこともありますが・・・)。

 

さすがに今の状況はまずいと考えたのか、数年前ほどからロシアとの経済協力を行うようになりましたが、中国への依存を劇的に減らす効果はまだまだ期待できないといえるでしょう。

 

中国が北朝鮮との貿易を完全にやめない限りは、経済制裁の効果も限定的になるでしょう。逆に中国との関係が切れた時に、2006年から各国が続けてきた経済制裁の効果が大きく現れる可能性もあります。良くも悪くも中国しだいということですね。

 

 

 

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