朝鮮戦争4 「介入 ~ 中国のターン」

歴史

朝鮮半島を統一するつもりが、逆に滅亡寸前となった北朝鮮にとって、うれしいことが起こります。それは中国の介入という出来事でした。

中国はやる気満々だったが、ソ連は・・・

中国が介入する前の話です。追い込まれた金日成はソ連に助けを求めました。ソ連軍を味方につければ再び優位に立てると考えたのです。しかし、ソ連は自ら介入することには慎重で、「中国を頼ってくれ」といいました。金日成は何度もソ連に対して介入を促しましたが、ソ連のトップであるスターリンも「中国を頼ってくれ」の一点張りでした。

まあ、スターリンもさすがにアメリカとは戦いたくなかったのでしょう。

 

中国でも最初は介入するか意見が割れていた

さて、ここまで中国はやる気満々だったというニュアンスで来ていますが、当然国ですから賛成意見もあれば反対意見もあるわけです。反対する理由としてはいくつかあり・・・

  1. 中国の装備では勝てないかもしれない
  2. 中華民国(台湾)との戦争が終わって間もない

などがありました。

しかし、当時の中国のリーダーである毛沢東は介入は不可避と最初から考え、準備も行っていました。北朝鮮から正式に要請を受けると、毛沢東は朝鮮戦争への介入を決意します。

 

派兵した中国軍の規模は?

(実際には中国はアメリカとの全面戦争を避けるために、義勇軍という名目で朝鮮半島に派兵していますが、事実上中国軍と変わらないと思いますので、ここではわかりやすく中国軍と明記します。)

中国軍の装備は各国の装備をかき集めた感じです。「メイドインチャイナ」の武器はあったとしても少なかったでしょう。どこの国の武器を使っていたかというと・・・

  • ソ連(第二次世界大戦および朝鮮戦争でもらったもの)
  • アメリカ(第二次世界大戦でもらったもの)
  • 日本(第二次世界大戦で旧日本軍から鹵獲したもの)

そして、兵士数でいうと100万人規模にものぼります。やはり、戦争をしようとするところは準備もしっかりしていますね。

 

中国軍が介入! 最初は苦戦しつつも・・・

そしてついに中国軍が介入を始めます。多国籍軍の防衛戦を突破することはそう簡単ではありましたが、多国籍軍を指揮していたマッカーサーは「中国軍は介入してきたようだが、なに、気にするほどの事ではない」と完全に油断していました。中国軍はいわゆる人海戦術で多国籍軍を圧倒します。この戦いで中国軍は多国籍軍よりも被害を多く出しますが、戦線を徐々に押し上げていきます。この状況にさすがのマッカーサーも「これはまずい!」と思い始めます。

 

つづく

 

(あれ、北朝鮮軍どこにいった?)

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